8月16日
東京からのお客様を【靹の浦】にご案内しました。
瀬戸内海のほぼ中央に位置する靹の浦は、古くより「潮待ち風待ちの港」として栄えた町。
1867年坂本龍馬が運用した‘’いろは丸‘’が沈没し、衝突した‘’明光丸‘’(紀州藩)との交渉を行ったのがこの地でした。
1929年《春の海》は宮城道雄先生が光を失う前に、瀬戸内海を船で巡った印象を基に、靹の浦を思って作曲された作品とのことです。
この曲は、フランスのヴァイオリニスト ルネ・シュメールと共に演奏したレコードにより、日・米・仏で発表され、世界的に評価を得て、有名になったそうです。
写真は靹の浦歴史民族資料館前庭にある宮城道雄先生像です。(大樹撮影)
宮城道雄先生にもお会いでき、お客様を福山駅にてお見送り。
今月は、何かと福山にご縁のあった大樹なのでした。